はじめに、単純に GUI 上で Standard Logic Apps の構成に関する zip ファイルをダウンロードされたい場合、[Standard Logic Apps] – [概要] – [アプリ コンテンツのダウンロード] をご利用いただくことで、構成ファイルをダウンロードすることが可能です。
本記事でご紹介する内容は、REST API を利用した取得方法となっています。
Standard プランの zip ファイルを REST API で取得
端的に下記 URI で取得可能です。
https://<Logic Apps Standard 名>.scm.azurewebsites.net/api/zip/site/wwwroot/
例として、Standard Logic Apps 名が “ABC123” である場合の URI は下記になります。
https://ABC123.scm.azurewebsites.net/api/zip/site/wwwroot/
URI の設定は 次の公式ドキュメントを参考にしました。
Kudu デプロイ サービスの .zip ファイル デプロイ機能を使用して、Azure Functions を発行します…
しかしながら、上記の公開情報は Functions のものであるため、当サイトでは <Logic Apps Standard 名> とご紹介させていただいてる箇所が <function_app> となっております。
補足として、Standard Logic Apps は Functions と App Service を継承しているため、基本的に Functions で利用可能なものは Standard プランでも利用可能となっています。
Standard ロジック アプリとワークフローには、再設計されたシングルテナント Azure Logic Apps ランタイムが使用されています。 このランタイムには Azure Functions 機能拡張モデルが使用されており、Azure Functions ランタイムの拡張機能としてホストされます。 この設計により、ロジック アプリ ワークフローの移植性、柔軟性、パフォーマンス向上に加え、Azure Functions プラットフォームと Azure App Service エコシステムから継承されたその他の機能と利点が提供されます。
Standard シングルテナント ロジック アプリと従量課金マルチテナント ロジック アプリの違い # Standard ロジック アプリとワークフロー
また、設定した URI を試しにブラウザのリンク欄に挿入した結果、「アプリ コンテンツのダウンロード」から取得できる内容と変わらない zip ファイルが取得出来ました。
今回は REST API で取得できるという内容だけのご紹介でしたので、ブラウザを使用したお試し実行でしたが、PowerShell や Azure CLI でも curl コマンド等で zip ファイルの取得は可能です。
curl コマンドを使用した詳細な取得方法は、以下の Azure Integration サポート チームの方が執筆していらっしゃるものを使用いただくと良いかと思います。
こんにちは。 Azure Integration サポート チームの山田です。今回は、Logic Apps のワークフ…