今回お話する内容
例えば次のように適当な接続情報を作成したとします (例なのでエラーは無視してください)
さて、この接続情報はどこから確認するのでしょうか。
接続情報の確認方法
従量課金制 Logic Apps の場合は、[Logic Apps] – [開発ツール] – [API 接続] から確認可能です。
今回は上記の “azuremonitorlogs-2” というのが、先述の “cccccc” という表示名の接続情報です。
Standard Logic Apps の場合は少し確認する場所が違って、[Standard Logic Apps] – [ワークフロー] – [接続] – [API 接続] が当該の接続情報確認箇所になります。
接続情報を押下すると、次のようなタブが開きます。
表示名の箇所から、現在接続中の “cccccc” であることが確認できますね。
接続情報に表示されていないものがある
先述の内容で “cccccc” の接続は確認できましたが、”aaaaaa” と “bbbbbb” が見当たりません。
これについては端的に、[API 接続] のページから確認できるのは現在接続中のものだけだからです。
Logic Apps で API 接続を行う際には、”API 接続” リソースという Logic Apps のみで利用可能な専用リソースを作成して、そこに接続情報を保存します。
今回は接続情報の保存先として a ~ c までの 3 つの “API 接続” リソースが作成されましたが、現在直接接続しているのは c だけのため、c の情報だけが表示されるということです。
“API 接続” リソースを確認する
こちらの “API 接続” リソースについては、Azure ポータルで「API 接続」と検索するか、接続情報の作成元 Logic Apps と同じリソース グループから確認可能です。
今回接続情報を作成した Logic Apps は “logicapps-202409” という名前で、現在接続中の表示名 “cccccc” は “azuremonitorlogs-2” という名前でした。
“azuremonitorlogs” と開くと、表示名 “aaaaaa” の接続情報を確認可能です。
“API 接続” リソースについて詳細を知りたい方は、下記の情報をご参考ください。
"API 接続" リソースの概要 まず前提として、Logic Apps には「組み込みコネクタ」と「マネージド コネクタ」が存在します。 Azure Logic Apps では、コネクタは"組み込み"と"マネージド"のい[…]
API 接続情報の削除方法
端的に、この “API 接続” リソースを削除することで接続情報を削除可能です。
試しに “aaaaaa” と “cccccc” を消してみます。
この状態で Logic Apps に戻り、当該コネクタの接続情報を確認すると、確かに消えています。
参考情報
Microsoft Integration チームの方が執筆されているブログです。
こんにちは!Azure Integration サポート チームの 川合 です。 Azure Logic Apps …