Azure Storage に REST API 接続する時に、接続の種類によっては x-ms-version を Header に追加することが必須になっている場合があると思います。
例えば Put Blog (REST API) 何かだとそうですね。
x-ms-version すべての承認された要求に必要です。 この要求に使用する操作のバージョンを指定します。 詳細については、「Azure Storage サービスのバージョン管理」を参照してください。
この x-ms-version が何かというと、上記引用に記載されている通り、接続先である Azure Storage をどのバージョンで操作したいかということになります。
Azure Storage では、複数のバージョンがサポートされています。 ストレージ サービスに対して要求を行うには、…
当然、脆弱性も出てくると思うので最新バージョンを利用した方が良いに越したことはないのですが、とはいえ、一度開発したシステムを頻繁にアップデートする手間も掛けたくないと思うので、こちらの x-ms-version に有効期限はあるのかどうかについてお話します。
結論
x-ms-version のサポート期限は明確に設定されていないので考えなくて良いというのが私の考えです。
例えば、2024 年 9 月時点では Azure Storage の最新バージョンは “2024-11-04” となっていますが、この他にも、最も古い過去バージョンとして “2009-04-14” のものまで引き続きサポートされています。
以前のバージョンの Azure Storage に関する情報。…
ですので、あまり気にしなくても良いと思います。
とはいえ、絶対にサポートが終了しないとも言い切れないのですが、Azure の場合はサポートが終了する前にサブスクリプション管理者に通知が来るので大丈夫なはずです。